建築家：榎本　雅夫 / 株式会社榎本建築設計事務

この幼稚園は既存園舎の老朽化に伴う建て替え計画によって誕生した。園舎としては、園児にとっての大きな遊具であり、みんなの集まる広場となることを目指して計画をすすめた。保育室には鉄骨小屋組ラチス梁を表しとすることでジャングルジムのような空間が現れた。各保育室は大きなプレイホール（遊戯室）に隣接をし、建具による仕切と可動の家具により様々な空間の利用形態を生み出す。建具を開放して一体空間となった時には園児にとっての屋根の架かった大きな広場となり、園庭→保育室→プレイホールと内外一体の敷地全体としての広場が生まれる。
外観は周囲の景観にとろり溶け込むような落ち着いた雰囲気を選択、「チョコレート幼稚園」園長先生が付けた園舎のネーミングである。（担当：森川好人）

所在地

千葉県東金市台方131番地1

構造

鉄骨造　平屋建

敷地面積

4,084㎡

延べ床面積

960,603㎡

施工

小林工業（株）

竣工

平成20年2月29日

インフォメーション

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